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ネットを使ったアニメ制作「Live Music」

まずはこの記事を読んでください。

Intel、SNSでアニメ制作プロジェクトを立ち上げ
http://slashdot.jp/article.pl?sid=08/08/19/0252234

記事を素直に読むと、SNSのFacebookを使って、不特定多数の参加者によってアニメを制作しよう、という、時々聞くような話ですが、そのプロジェクトの1作目「Live Music」が完成し、話題になっています。
http://www.nytimes.com/2009/07/16/movies/16mass.htm

いまひとつ全容はわからないのですが、Facebookに登録した人数が約5万7000人、本作のためにAniboomがコンペティションを開催し、51人のアニメーター(17ヶ国、14才から48才まで、女性11人、アマチュアもいればプロもいる)が選ばれました。
その51人に対して、ストーリーと画面のタッチやモーションの参考のための最初のシーン、サウンドトラック、Mayaが提供され、カット単位で作業します。担当した1カットあたり500ドルの報酬が約束されていたようです。
製作費約100万ドル。制作期間は6ヶ月。これで、「Planet 51」と併映される、劇場クオリティの約5分の短編アニメが完成したことになります。
製作のMass AnimationのYair Landau氏は、この方式で将来は長編を作りたいと言っています。製作に協力したAniboomのUri Shinar氏は、スタジオなしに、商業用コンテンツを作る第1歩を踏み出せたと言っています。

参考リンク
Mass Animation
http://www.facebook.com/massanimation

IMDbの本作データ
http://www.imdb.com/title/tt1455209/

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こういう制作手法だと、制作進行やクオリティ・コントロールなど、裏方的作業がものすごく重要だと思うのですが、その辺をどう行ったのか、全然分かりません。また、記事にある、各アニメーターに与えられたストーリーというのは、ストーリー・ボード(絵コンテ)のことなのだと思いますが、それを誰が書いたのか(そもそもシナリオを書いた人がいるはずですし)、とか、今のところ、IMDbにもデータがありません。モデリング作業なんかがどうなっているのかも不明ですし、51人が担当したのがアニメーションだけなのか、ライティングやエフェクトなども加えた、シーンの設定全体なのかも気になります。
本編5分間のムービーなら、カット数は多くて100カットくらい(1カット平均3秒になるので、目まぐるしすぎますが)でしょうから、51人で割り振れば1人当たりせいぜい2カットですよね。そうすると報酬は1000ドル程度、学生アマチュアでも、長くて半月くらいの作業量でないと引き合わない気がします。(ボランティアならともかく))実際、100カットあっても、その分の報酬は、50000ドルですから、製作費100万ドルの1/20ですしね。
どうやら、記事になってる部分は、実際のアニメ制作の作業の中ではほんの一部分にすぎないのではないでしょうか。
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非力ながら、私の目に付く範囲でまとめていこうと思っています。

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