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スピルバーグ監督「タンタンの冒険」、公開日発表

スピルバーグが初めて自ら手がけるCGアニメ「タンタンの冒険~なぞのユニコーン号」の公開が、2011年12月23日と発表されました。
http://www.comingsoon.net/news/movienews.php?id=55875

制作は、共同でプロデューサーを務めるピーター・ジャクソン率いるWeta Digital。配給は米国内が
パラマウント、海外はソニー。シリーズで制作され、2本目はピーター・ジャクソンが監督する予定。

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<3-D motion capture feature film>となっていますから、ゼメキス率いるイメージムーヴァーの映画のような感じなんでしょう。
スピルバーグは、エグゼクティブ・プロデューサーとして、「アメリカ物語」「リトルフットの大冒険」(ドン・ブルース監督)「恐竜大行進」「バルト」(サイモン・ウェルズ監督)などに関わって、ディズニー以外での大作アニメ映画の製作を模索していました。ドリームワークス設立後も、「チキンラン」「シュレック」「モンスターハウス」に名前を連ねています。しかし、自らアニメを監督することはありませんでした。
実写畑の大物監督が、アニメに直接関われるというのも、モーション・キャプチャー技術のおかげなんでしょうが、ゼメキス作品も、ジョージ・ミラー監督の「ハッピー・フィート」も、CGアニメと呼ぶのはちょっと違うかな、と思います。以前書きましたが、あれらは<デジタル着ぐるみ>と呼ぶべきモノで、あれをアニメと呼んでしまうと、ジム・ヘンソンの映画(たとえば「ダーククリスタル」)と人形アニメはどう違うって話になっていくような気がします。

スピルバーグは、イメージムーヴァー制作の「モンスターハウス」で、ゼメキスと共にプロデューサーを務めていましたが、これはキャプチャ・データを元に、手作業による修正を大幅に加えて、ゼメキス作品のような<デジタル着ぐるみ>臭を排除していましたから、この作品もそうなることを期待します。


実写監督のCGアニメというと、デヴィッド・フィンチャー監督の「The GOON」はどうなってるんでしょうね。


<追記>
大急ぎで付け足しておきますが、別に手付けモーションの方がモーション・キャプチャよりエライと言っているわけではありませんよ。ピクサーみたいに、わざわざエンド・クレジットで、「全部手付けモーションでやりました」という宣言までしているのを見ると、なんだかなあ、と思ってしまいます。何の自慢なんだか。ディズニー時代から、アニメーター自身、もしくは俳優を呼んできて、演技をスケッチしたり、フィルムやビデオに撮って、動きの参考にするというのは普通に行われてきたことです。
一方で、演技を撮ったフィルムをトレースして、アニメにするロトスコーピングという技法は、物議を醸してきました。ラルフ・バクシが「指輪物語」で、全面的に行ったときは、非難囂々だったものです。最近では、「スキャナー・ダークリー」なんてありましたね。ほとんど無視されましたが。

アニメである/アニメでない、というのは、制作プロセスの話です。たとえば、極端な話ですが、モーションキャプチャなら、リアルタイムの映像制作も可能なわけです。リアルタイム・キャプチャでコントを行って、生放送する、なんてことも実現可能です。モデラーは必要ですが、アニメーターは必要ありません。じゃあ、それをアニメと呼べますか?という話なんです。
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