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「Hoodwinked」制作者インタビュー

広告が非常にウザったい、Animation World Magazineに、「Hoodwinked」の製作陣のインタビューが掲載されています。いろいろ面白いトピックはありますが、興味深かった低予算関係の話だけ、抄訳します。
http://mag.awn.com/
記事の直リン
http://mag.awn.com/?ltype=pageone&article_no=2777

質問者:低予算の製作で、どこが難しかったですか?

Cory Edwards(CE=共同監督の1人):本当はあきらめちゃいけない部分をあきらめなくちゃいけないことだよ。

質問者:たとえば?

Katie Hooten(KH=プロデューサー):制作の後半では、1日9時間とか10時間とかパソコンの前に座って、何度も何度もプレビューを繰り返すことが仕事になるのよ。

Todd Edwards(TE=共同監督の1人): でもって、「このカットでは、リテイクすべき部分が10箇所あるけど、予算は3つ分しかない。どれにしよう?」って考えるのさ。で、僕たちは、その選択に必死に取り組むわけさ。

KH:しかも、モーションのリテイクは選択肢にないのよね。

CE:具体的に説明するよ。オオカミがテープレコーダーに声を吹き込もうとすると、Red(主人公の女の子=赤ずきんちゃん)が木から落ちてきて、「イタッ!」って吹き込んでしまうシーンがあるだろ。まず、ぼくらは、モノクロのテスト用テイクでチェックする。オオカミの手の中にテープレコーダーはちゃんとある。次は色を付けて、ライティングした状態でチェックする。もちろんテープレコーダーは大丈夫だ。最終的に、オオカミに毛を生やした状態にする。すると、テープレコーダーは毛の中に埋もれて見えなくなったんだ。それが完成の状態さ。オオカミは自分の手のひらに向かって喋ってる。それじゃ、意味が通じない。でも、もはや最終段階だから、やり直しできることは少ないんだ。ディズニーだったら、テープレコーダーのサイズを変えて、それに合わせてモーションを付け直すだろうけど。

Preston Stutzman(PS=プロデューサー):そう、ぼくらはディズニーじゃない。テープレコーダーが見えるように、毛の上に動かすことしか出来ないんだよ。

CE:最後の最後になって、セットがイマイチだったり、ギャグが滑ってたり、表情を付け忘れてたりしたのが見つかるんだ。最初からやり直したい。けど、そんな時間はないのさ。

質問者:製作期間が約3年半で、これは普通の長編アニメと同じですが、少人数のスタッフ(50 artists and 50 digital artists)で、どうやって完成させたんですか?

TE:僕たち監督チーム(共同監督は3人)が、全員、事前にシーンの画面構成をできるからじゃないかな。

KH:初期の段階から、細かいストーリーボードを作ってたんだ。

TE:普通の制作より、準備作業が半端じゃなかったんだと思うよ。僕たちは、story reel(たぶん、ビデオコンテのこと)を50回も作り直してから、実際の制作に入った。だから、最初の段階で細かい所までキッチリ決まってたんだ。普通なら、アニメ作業の前にコンテが決まればいいから、もっとルーズだと思うけど。
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3DCGに関連して、ソフトや技術に関する情報を提供するポータルはいろいろありますが、作られた作品そのものの情報は意外と見あたらないようです。
非力ながら、私の目に付く範囲でまとめていこうと思っています。

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